柔整 鍼灸 理学療法 トレーナー どれを選ぶ?
こんにちは
柔整師のこばーんです
この業界は様々な資格があります
学校も結構費用がかかります
だいたい400万〜600万くらい
なのに、いざ資格とって働かないと自分の資格はどういったものか全然わからない!
そこで、今後どの資格を取得するべきか悩んでいる方に向けて、それぞれの特徴やメリットデメリットをお伝えします!!
柔道整復師とは
柔道整復師(じゅうどうせいふくし、英: bonesetter)とは、業として柔道整復を行うことができる国家資格、あるいはその国家資格を持つ者。柔道整復師法においては第二条で「厚生労働大臣の免許を受けて、柔道整復を業とする者」と定義される。
柔道整復師は柔道整復を行なう事ができるものです
分かりやすくいうと、整骨院で働ける資格です
具体的には、骨折、脱臼、捻挫、挫傷、打撲、筋腱などの軟部組織の損傷の治療を行なうことができます
ここまでは調べると分かる事だと思うので、実際のメリット、デメリットはこちら!
- メリット
自らの判断で治療が出来る!
柔道整復師は医師の判断を仰がなくても、自らの判断で施術が出来ます
そのため独立開業する事が出来ます!
医師の判断を仰がないといけない場合は独立開業できないんですね
なので、自分の城を持ちたい!!と考えているヒトにはピッタリの資格です
- デメリット
保険が今後適応されなくなる可能性も、、、
一時ニュースになった不正請求の問題や、各保険者による保険取り扱いの撤廃の圧力により、徐々に保険請求が厳しくなっていくことが考えられます
業界的には保険請求が縮小、撤廃されないように運動をしているところですが、昔のように保険請求だけで整骨院を運営するのは大変厳しくなります
なので昔ながらの、資格を取れば安泰という考えは持たないほうがいいです
鍼灸師とは
鍼灸師(しんきゅうし、英: Practitioner in acupuncture and moxibustion, Acupuncturist and moxa‐cauterizer)は、 はり師ときゅう師の国家資格を所持している者を指す。
ちなみに鍼灸師とは正式名称ではなく、鍼師、灸師という別々の資格の所持者の名称です
もちろん、鍼治療、灸治療を行えます
- メリット
鍼治療、灸治療を行える!
?という方に説明をすると、
他の資格(柔道整復師や理学療法士など)は資格がなくても同じような施術を行うことができます(※正確にいうと柔道整復の整復、固定、後療はおこなえませんが)
鍼灸治療は、鍼灸師か、医師しか鍼灸治療をおこなうことができません
なので、鍼灸師であるだけで施術の幅が広がります
また最近は、スポーツ選手に鍼灸治療が求められたり、美容関係で鍼灸治療を取り入れたりなど、鍼灸治療の活躍の場も増えています
- デメリット
痛い・熱いと思われがち
鍼灸の一番のデメリットは、治療が痛い・熱い・鍼こわいなど抵抗がある方が多いことです
実際は施術の方法や、施術者の能力で、不快感なく効果を出すこともできるのですが、なかなか認識されていないのが現状です
逆に今の美容鍼灸ブームなどで、鍼灸治療の良さが広まると、そういった現状も改善されるかもしれません
理学療法士とは
理学療法士(りがくりょうほうし、英: physical therapist または physio therapist、略してPT)は、医療従事者(コ・メディカルスタッフ)の一員であり、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、視能訓練士(ORT)と共に、リハビリテーション専門職と称されるうちの一つであり、国家資格である。
病院でリハビリをおこなう資格です
正確にいうと症状に合わせて種類があるのですが、今回はわかりやすく理学療法士をメインに説明していきます
- メリット
様々なリハビリ法を学ぶことができる!
理学療法は、リハビリのプロフェッショナルです
整形外科疾患、発達障害、呼吸器疾患、循環器疾患、中枢神経疾患などなど
ありとあらゆる疾患のリハビリをおこないます
そのため、様々な知識を身につけ、疾患に適応したリハビリ法を身につける必要があります
なので様々な症状、疾患に対処できる、リハビリのプロフェッショナルになることができます
- デメリット
開業ができない
理学療法は、医師の指示のもと、患者さんにリハビリをおこなう仕事です
なので医師の指示なしで理学療法を行うことができません
そのため、自分で独立して理学療法を行うということができません
また、昇給も難しい場合が多いです
自身の技術が上がっても、売上が大幅に上がるわけではないので、昇給が少ない場合が多いです
また役職をつけようと思っても、病院や、介護施設などではなかなか上の役職に就くことが難しい場合が多いです
トレーナー
アスレティックトレーナー(athletic trainer)は、スポーツ現場で選手が受傷したときの応急処置や傷害の評価、復帰までの手順を考えたり、傷害の予防のために働く、スタッフの一員である。現在ではスポーツ現場に限らず、高齢者の健康づくりなど、職域が広がっている。
今回はスポーツ現場で活躍する、アスレティックトレーナーを紹介します!
- メリット
とにかくカッコいい!!
カッコいい!!華がある!!
トレーナーを目指してこの業界に入った方も多いのではないでしょうか?
スポーツ選手に帯同して、練習メニュー作成や怪我の予防、メンテナンス等、選手のパフォーマンスを最大限発揮する仕事です
年々認知度が高まって行き、昔に比べると活躍の場がどんどん増えています
- デメリット
仕事にするのが難しい
トレーナーは、仕事ととして行なうためにはハードルがすごく高いです
そもそも、アスレティックトレーナーは国家資格ではなく民間資格です
なので資格を取らなくても仕事はできます
ただ最近「日本体育協会公認アスレティックトレーナー(JASA-AT)」の資格を取る事が一般的になってきました
ただ資格を取ったからといって活躍できる訳ではありません
アスレティックトレーナーだけで生計を立てようとすると、それなりの給料を貰わないといけない訳ですが、それなりの給料を貰うには、プロスポーツ選手や団体に雇われないといけません
その道はかなり狭き門です
プロ選手は結果も出していないトレーナーを採用するなんて事はありません
なのでトレーナーとして働く場合は、ほぼ無償のボランティアなどでトレーナー活動している方が多くいます
なので、トレーナーを本気で目指すなら、何かしらで実力をつけて、雇ってもらうように考えないといけません
憧れだけで進むと大変な仕事です
まとめ
どの資格でも、直接患者さんからありがとうと言っていただけるやりがいのある仕事です
でも将来自分のやりたいことと、実際の業務内容が違えば働くことがつらくなります
そうならないように、資格取得で悩んでいる方は、しっかりと見極めましょう!!