「コリ」とはなにか

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こんにちは!!

こばごんです。

 

 

最近、筋トレの話ばっかりだったので、
今回は健康情報をお伝えします。

 

 

コリ

 

についてです。

 

肩こりとかのあれです。

 

なんとなくは分かっているけど、説明とかできますか?

特に、医療従事者のかたとかセラピストの方とか。

 

意外とちゃんと分かっていないことが多い、コリ。

 

今回詳しくお伝えします!!

 

 

コリとはなにか

自覚症状の一つです。

痛みや痺れとかと一緒で、その人自身が感じる自覚症状の一つです。

 

なので、コリ自体は病気自体でもなんでもありません。

 

筋肉が固まってコリを感じる場合もあるし、心臓が悪くてコリ感を感じられる方もいてます。

 

 

コリのメカニズム

コリはどこで感じているのか、

 

それは、脳です。

 

どんな症状もそうですが、実際、痛みやコリ感、痺れなどの症状を感じるのは、脳が感じます。

 

では、具体的にどのようにコリを感じるのかというと、

 

①筋肉が緊張する。

②血流が悪くなる。

③疼痛誘発物質が出現し、コリ感、疼痛を出現させる。

 

こういう流れで、コリ、疼痛を感じるようになっています。

 

 

筋肉が緊張する、とは

コリを感じる過程で、筋肉が緊張することが、まずはじめに起こります。

 

普段生活していると、こんなことしてませんか?

・同じ体勢でパソコン、スマホを長時間みている。

・電車で身動きが取れない。

・長時間の車の運転。

・荷物が重たい。

・緊張しやすい体質。

・食いしばり、歯ぎしりがある。

 

長時間の同じ体勢や、力が入るとき、筋肉は緊張します。

 

筋肉は、ゴムのような伸びたり縮んだりする繊維の集まりで、伸び縮みしながら体を動かしています。

 

筋肉が緊張しているというのは、縮んでいる状態、収縮している状態です。

 

この緊張状態が一時的であれば問題ないのですが、長時間になると筋肉内の血流が悪くなります。

 

 

血流が悪くなる、とは

長時間の筋肉の緊張で、筋肉内の血流が悪くなると、エネルギーが不足します。

 

本来筋肉は、収縮と弛緩する際にエネルギーを使用して収縮と弛緩を行います。

 

そこに、血流不足でエネルギーが不足すると、収縮することはできるが、弛緩(緩めること)ができない状態になります。

 

そうなると筋肉が収縮し続け常に緊張状態になり、筋肉が固まります。

いわゆる、凝っている、固まっている筋肉の状態になります。

 

そうなると、さらに血管を圧迫して、悪循環で悪くなっていきます。

 

 

疼痛誘発物質の出現

血流が悪くなると、血管から疼痛誘発物質が出現します。

疼痛誘発物質は神経に作用して、コリ感や痛みを発生させます。

 

また疼痛誘発物質はむくみを引き起こしたり、血流が悪くなることで熱が伝わりにくくなり冷たく感じたりもします。

 

 

まとめ

意外と、医療従事者やセラピストも細かくわかっている人は少ないです。

 

「コリって何ですか?」

 

と聞くとだいたい、

 

筋肉が硬くなって感じてるもの

歪んで負担がかかりすぎて感じるもの

 

とか浅い説明が多いです。

 

特に体のことで働いている方は、正しい知識を身につけて、イイ施術を提供していきましょう!!

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