ナニワ金融道 感想

 

ナニワ金融道 1

ナニワ金融道 1

 

 

 

 

 

 

先日、ナニワ金融道を読みました。

 

 

主人公が街金に勤めることになり、様々な顧客との人間模様を映し出した一冊です。

 

お金の知識を学べる良書です。

 

 

今回は、ナニワ金融道の感想です。

 

 

 

 

 

知らなければ騙される世の中

ナニワ金融道には、様々な人がお金を借りにきます。

 

連帯保証人になり代わりに借金を払わなければいけなくなった人や、手形の裏書きしてしまった人など、知らなくて災難な目に会う人がたくさん登場します。

 

 

今の世の中も同じです。

 

 

 

 

ただ、世の中知らなくて、騙されていることや損していることはたくさんあります。

 

 

 

例えば、民間の医療保険や生命保険。

 

なんとなく、不安だから加入しているという方が多いです。

でも実際は、国からの保証もあるのでそんなに手厚い保証なんていらないです。

そんなことを知らないから、毎月必要以上のお金を支払っています。

 

 

 

また、長期の住宅ローン。

憧れだけで、実際どれくらいの支払いが必要なのか、購入した家の価値はどのようになるのか、考えもしないまま購入したりしている人も多いです。

 

 

 

知らないから仕方ない、ではどんどん損をしていく世の中です。

 

 

 

 

信用しても、信頼したらダメ

お金を借りる人とと同じくらい、騙される人も多くいます。

 

 

騙される人は、基本的にその人のことを信じて、騙されているパターンが多いです。

 

 

もちろん全員疑ってかかるのが言い訳ではありません。

信じてあげるのも大切でしょう。

 

ただ信用しても、裏切られる可能性は常に考えていなければいけません。

もしくは、この人になら裏切られても構わない、それくらい思えないとどこかで痛い目をみます。

 

 

勤めていたりすると、役員や社長などは、とても立派な人に見えるかもしれませんが、実はそうじゃないことも多くあります。

 

同じ人間です。

 

魔がさすこともあります。

 

 

なので、全幅の信頼をおくなんてことはやめたほうがいいでしょう。

 

 

 

 

儲かる働き方をする必要がある

物語には、様々な職業の人がいます。

 

すごくお金を稼いでいる人もいれば、全然お金が稼げない人。

 

 

もちろん騙されたりする方が多い物語なので、犯罪に近いような仕事ややりとりもあります。

 

 

しかし、ちゃんと法律や物事の流れを知らないから、儲からない、稼ぐことができない場合も多々あります。

 

 

それを、人のせいにしている人がすごく多い。

 

 

勝つためには、目の前のことばかりではなく、ちゃんとわかった上で勝負をする、ということが重要です。

 

 

間違った努力は、間違った方向に進むだけ、です。

 

 

 

 

まとめ

ナニワ金融道」は、

お金の知識だけではなく、人間模様を通して、生きる上で大切なことを学ぶことができる一冊です。

 

 

ぜひ一度、読んで見ることをオススメします。

 

 

 

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